一人暮らしへのあこがれ
誰もが一人暮らしをしてみたいとあこがれるものです。実家暮らしも悪いことばかりではないものの、やはり一人暮らしというのは自由で楽しそうで魅力的です。就職や進学の機会に一人暮らしをしたいと思っている人も少なくありません。
ただ、一人暮らしをしたいと思っている人の多くは一人暮らしの良いところにばかり目が行くものであり、デメリットに気付いていないことが多いです。一人暮らしをする前にきちんとメリットとデメリットを理解したうえでするようにしましょう。
一人暮らしのメリット
一人暮らし最大のメリットは自由であることです。一人で生活をするので他の家族に気兼ねなく自由な時間が過ごせます。自分の都合で動けますから寝起きの時間、食事の時間も周囲に合わせる必要がありません。
また、実家であれば家族と一緒に過ごすためインテリアも自分だけでは決められません。一人暮らしであれば自分の自由に決められるので好きなようにレイアウトをすることもできますし、家具もカーテンも家電も好きなものを置くことができます。
実家で兄弟と同じ部屋で過ごしていたという人は余計に一人暮らしで自分だけの部屋ができる嬉しさを感じられるものです。ほかの人に気兼ねなく、自分のペースで楽しめる、というのはやはり幸せなことです。
次にすべて一人でするために管理能力が身に付きます。これはお金だけでなく、時間、体調とすべてのことに言えることです。
実家だと家族が気にかけてくれますが一人暮らしではすべて自分でしなければなりません。そのため自然と自分の身の回りのことをできるようになったり、管理ができるようになったりと成長していくことができます。これは社会に出ても求められる能力であり、社会人としてのレベルアップにもなります。
好きな場所に住むことができること、自分のこだわりの物件を選べることも一人暮らしだからこそのことです。都心の家賃の高いエリアの場合、ファミリー世帯での家賃はとても高くても一人暮らし向けの物件であれば意外とリーズナブルに住めるところも多くあります。また、デザイナーズマンションのような物件も家族では住むことが難しくても一人であれば自分の趣味で選べるので選択しやすいです。
一人暮らしのデメリット
一人暮らしにももちろんデメリットはあります。まずはお金がかかることです。引っ越しをしたり物件を借りたりと初期費用にお金がかかるのは当然ですが、生活を始めてからも何かとお金がかかり実家暮らしの時のようなお金の使い方はなかなかできません。
次にすべて自分でしなければならないことです。自由である反面、料理や洗濯、掃除といったすべてのことを自分でしなければなりません。学校や仕事で疲れていても自分できちんとしなければ生活できないので、生活ペースをつかむまでは結構苦労をします。