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ユニットバスのメリット・デメリットとは?

浴室

引っ越し先の物件はユニットバスでもよいのか

一人暮らしの部屋探しをする際、多くの人が考えるのがユニットバスでもよいかどうかということです。多くの人がユニットバスではない方がよいと言いますが、ユニットバスの物件がたくさんあるのにはやはり理由があります。

そして、意外と多くの人がユニットバスを勘違いしています。そこで、ここではユニットバスの定義とユニットバスのメリットとデメリットを紹介していきます。

ユニットバスとは


ユニットバスというのはバストイレが一緒になっている部屋と思われていますが、厳密にはそうではありません。バストイレが別々の部屋でもユニットバスといいます。

ユニットバスというのはパネルで箱状に組み立てられている部屋に浴槽を入れたもの、というのが正しい説明です。そのようなコンパクトにまとめられたお風呂の中に洗面所やトイレも一緒に入っている物件が多いため、ユニットバスというとバストイレが一緒になっている部屋を多くの人が想像するのです。

最近ではバストイレが一体型のお風呂をユニットバスと呼んでおり、当初の意味合いからは離れてしまっています。しかし、中には従来通りの意味合いでユニットバスという言葉を使っている物件もあるので必ず間取り図で確認をしましょう。物件によってはバストイレ別であり洗面所も独立しているのにユニットバスと書かれていることもあります。

ユニットバスのメリット

バストイレ一体型のユニットバスにももちろんメリットはあります。その一つが掃除の手間がかからないということです。水回りが一つの場所に集中しているので一気に水回りの掃除ができます。
>>ユニットバスのメリットデメリット、一人暮らしで経験してわかったこと | なるほど情報.com

水回りの掃除というのはなかなか面倒で手間もかかるものです。それが一気に片づけられるのは掃除が苦手な人やあまり好きではない人にとっては助かります。

次に家賃の安さです。設置費用もリーズナブルですしコンパクトに作ることができるので家賃は安めの物件が多いです。ユニットバスにすることでリビングやキッチンが広くとることができるのもメリットと言えます。

ユニットバスのデメリット

ユニットバス最大のデメリットが浴槽内で体を洗うことです。日本人の多くは浴槽に使って外で体を洗うのが当たり前の生活をしてきています。そのため、お風呂に入ったら湯船に浸かりたいものです。

しかし、ユニットバスの場合には今までシャンプーをしたり体を洗ったりしていたスペースにトイレがあるため洗うことができません。そのため今まで通りにお風呂を使うためにはお風呂に浸かって最後にお湯を抜いて体や髪の毛を洗うか、逆に最初に全身を洗って泡を落としてから湯船にお湯を貯めるかしかできないのです。今まで通りに使えない、という点が意外と不便であり好まれない理由なのです。