アパートの1階のメリットは家賃の安さなど

アパートに住む場合、1階と2階のどちらが良いか悩む人は多いでしょう。
それぞれにメリット、デメリットあるものです。
まずは1階のメリットを見てみます。

1階のメリットは他の階に比べて家賃が安いことでしょう。
一般的に、集合住宅などは上層階に従って家賃が高くなるので、1階だと比較的家賃が安いのです。
また、下の階を気にしないですみます。
集合住宅に住んでいると、気になるのは騒音などによるトラブルですが、1階でしたら階下に部屋がないので足音などを気にしなくて大丈夫です。

さらに、1階なら階段やエレベーターを利用しないですむので楽です。
日々の買い物や引越しの荷物搬入となると、上層階は上り下りが大変でしょう。
古いアパートだとエレベーターなしというところもあります。
その場合は特に階段を利用しなくて家に帰れるというメリットは大きいもので特にお年寄りにはうれしいメリットです。

アパート1階のデメリットも見てみよう

残念な1階のデメリットは湿気が多いことです。
1階はどうしても日陰になりやすい傾向があったり、外の地面の舗装ができていない場合もあったりします。
その場合、1階だと地面が近くにある分、土の水分の影響を受けやすいので、湿度が高くなってしまうのです。

また、アパート1階は虫が出やすいです。
実は虫の繁殖は室内ではなく、外から誰かが帰ってきたときにいっしょにくっついてくるものです。

なので、1階だと外に近いために虫が入りやすくなります。
防ぐためには、帰ってきたらドアをすぐ閉めたり、殺虫剤などを使ったりして虫の侵入を防ぐしかないです。

そして、1階は防犯性が低いということもあります。
マンションやアパートの1階のベランダは人の目につきやすい場所なので、侵入しやすいものです。
ベランダの配置的にたやすく侵入できるような物件もあるので、物件を見る際にベランダの位置をよくチェックしましょう。

さらに、1階は洗濯物が干しにくいということもあります。
ベランダが道路のすぐ近くにあると、人目につくので洗濯物が干しにくいと感じる場合があります。
また、車道などが近いところにあると洗濯物が車の排気ガスで汚れてしまうこともあるので、部屋干しにするなどの工夫が必要です。

アパート2階のメリットは？

2階よりも上になると風通しがいいもので、窓を開けて換気しながら、快適に過ごせます。
また、2階なら1階よりは防犯面では安心です。
なぜならば、2階より上になれば、ベランダから侵入できないものでしょう。

そして、日当たりも1階よりもいいのが大きなメリットです。
日当たりだけでなく湿気も軽減されるので、洗濯物等も干しやすいでしょう。

アパート2階のデメリットも知りたい

残念なデメリットは下の階が気になることです。
生活音の騒音トラブルを起こさない対策として、歩く時の足音が下に聞こえにくくなるためにカーペットを敷いたり、椅子の脚にカバーを付けたりしましょう。

また、集合住宅は上に行くほど家賃が高いので、2階は1階よりも家賃が高めということもあります。
集合住宅の人気の階は上層階なので仕方がないことです。