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ペット可物件の探し方のコツと注意点

さまざまな動物

ペット可の賃貸は増えている?

世の中にペットを飼う人が増えています。
そのため、ペットの数が子供の数を上回っているかもしれません。

そのように、ペット好きの人が多いので、分譲マンションの多くが「ペット可」の物件です。
では、賃貸物件ではどうかというと、ペット可やペット相談可という物件は増えていますが、課題が多くあります。

まず、分譲と賃貸住宅では、ペットについてのルールが違うのです。
分譲マンションの購入となると、長く住むことが前提なので、お互いにトラブルがないようにペットについても明確なルールが決められます。
しかし、賃貸住宅で「ペット可」の物件は、大家さんが空き室にするよりはペットが飼えることで来てくれるならば良いということで、ペット可を謳い文句にするケースが多く、特に明確なルールはありません。

大家さんとしては人を呼ぶためにリフォームなどに費用をかけるよりは、ペット可で人が来てくれる方が良い空き室対策になるということでしょう。
つまり、とりあえず「ペット可」にして細かいルールは後で決めればよいという考えの物件もあるのです。
そのため、賃貸のペット可の物件を探す際は、よく確認しないといけません

探し方のコツ

「ペット可」の物件は地域によって数に違いがあります。
東京都で見てみると、港区や練馬区、八王子市だと「ペット相談可」という賃貸住宅は賃貸住宅全体の20%超えです。
その中で一番多いのは八王子市で25%超えています。

逆に都内で少ないのは杉並区や江戸川区、三鷹市などです。
その割合は10%未満なので、八王子市の25%とはずいぶん差があります。
こう見ると地域によってずいぶん違うので、地域限定にしても意味がないです。

たとえば、先ほど記述したように人が集まらない物件を「ペット可」にする傾向があるので、築年数の古い物件を探してみるのもコツです。
インターネットで「ペット相談可」の物件を検索してみるのもよい方法でしょう。
また、付近に動物病院やペットホテルやペットと行かれる公園などがある場所だとペット可の物件があるかもしれないので、そういったところも見てみるとよいです。

どんなことに注意すればよいか

「ペット可」の賃貸住宅に入居できても注意することがあります。
ペットの足音や鳴き声で他の住民に迷惑を掛けないために、床に遮音性の高いマットや絨毯を敷くようにしましょう。
床が丈夫な分譲マンションでもペットの音での騒音がトラブルになりがちなので、もっと床が薄い賃貸だといっそうの注意が必要です。

また、ペットのシャンプー時に抜け毛があるので、そのまま洗面台や浴室を使うと排水口が詰まることがあります。
そうならないようにペット用のバスタブがあるとよいでしょう。

また、ペットの排泄物をトイレに流せるか、生ゴミで出すべきかも確認しておいた方が良いです。
このように、ペットと賃貸住宅でくらすには注意が必要ですが、それ以上にペットからは、数えきれないほどの幸せをもらえるでしょう。